2/15 ファッションの都でミラノ・ダービー観戦

 今日は新幹線でミラノへ。夜、ミラノ・ダービーを観戦する計画。


新幹線でファッションの都ミラノへ

 7:50くらいからフライングして朝食開始。一番乗り。キウイは昨日よりもやわらかく甘くなっていた。その後、朝の行も実施。昨日から心持黒いのはイカ墨のせい? 駅まで150mは、スーツケースゴロゴロ。8:40にはホームに到着。乗車するのは、Meatre発9:02の新幹線ES*City。

朝のメストレ駅


 8:50に同じホームからRoma行きが出るらしい。年配の駅員がホームをめぐり、乗客に行き先と号車を確認して待機場所を指示している。この駅は、日本と同様、列車の進行方向は反転しない。ホテルで一緒だった日本人若者のグループもいる。そうこうするうちにRoma行きが到着。しかし、ドアが開く事無く出発。(後で自分が乗る時にわかったが、ドアの横のボタンを押さないとドアは開かない。)

 すると、件の駅員がやってきて「お前どこに行くんだ?」「5号車ならあの辺だ。」と乗り場を教えてくれた。そこへ、隣駅のベネチア・サンタ・ルチア始発の新幹線ES*City9712が入線してきた。


電車が入ってきて気づいたが、乗客がボタンを押さないとドアは開かない。八高線と同じである。ここも、プラットフォームは低く、線路と同じレベルの高さ。階段を上って乗車。プラットフォームから線路に落ちるという危険性は無いが、新幹線の車両がすぐ目の前を走る。

イタリア新幹線Inter City

8:50 列車は、定刻に発車。指定された席は、端から2番目で、荷物置き場の横、という非常に便利だが窓も小さく進行方向逆向きの最悪の席でもある。で、近くの空席へ。Alpusがしだいに近くなり、途中の町並み、畑、湖等の風景を楽む。Cityというのは、停車駅が多いという意味? トラブルなくミラノへ。





車内は空いていた



11:30 Milano Central駅にほぼ定刻の到着。今回の旅では、列車の遅れはほとんど無し。ここも行き止まりの折り返し形式でくし型のホームが並び、それを巨大なドーム屋根が覆っている。

ミラノ中央駅


Hotel AOSTA

 駅前が工事中で、旅行会社からもらった地図もわかり辛く、駅前Hotel発見に大苦労。仕方なく、駅前広場に出てぐるっと見回すと「Hotel Aosta」の看板発見。駅至近のロケーション。
 ここも受付は黒人男性。まだ、12時前なのにすぐ入室可能だと言う。部屋は、これまでで一番広く。浴槽も付いている。暖房も十分。窓の外についているシャッターがとても立派。電動式で、開閉、光の透過量の調整ができる。窓を開けてわかったが、駅の建物はとても立派。修復中だったが、どこかの遺跡を移築?





ホテルの窓からミラノ中央駅


Duca d'Aosta広場

ミラノ市内散策

しばらく休んで、中央駅へ戻る。




 ここで、市内の地下鉄、バス、トラムに2日乗り放題のチケットを購入。€5.5。今日、夕食は軽く済ませるつもりなので、昼はしっかり食べる計画。ガイドブックに掲載されたトラットリア・デル・カルミネを目指す。ここは、食後にSanta Maria Delle Grazie教会、Sforzesco城等へ歩いていける。


サンタ・マリア・デル・カルミネ教会


13:30 地下鉄&歩きでやってきました、カルミネ広場。るるぶに載っていたトラットリア・デル・カルミネでランチをと・・・・。ところが、苦労してTargetに到達するも、ロックアウトされていて最近は営業していない模様(>_<) 

遅いランチ

 仕方なく駅のほうへ引き返す。人がたくさん入っているRistranteがあり、高そうだが入店(店名・場所他、失念m(__)m)。お客さんは、昼間っから、前菜、Priomo、Secondo、Wine・・・としっかり食べている様子。日曜日だから? 
 PrimoにPastaとサラダを注文してShare、Secondoには、Milano名物ミラノ風カツレツCotoletta alla milaneseと仔牛すね肉の煮込みOssobucoを注文。Redのグラスワインも注文。ブォーノ!! 14時過ぎ。遅いランチ。




ミラノ風カツレツ

Ossobuco仔牛すね肉の煮込み




日曜日の午後、地元民で満席。


スフォルツェスコ城より

15:10 ほろ酔いで、スフォルツェスコ城へやってきた。日曜日であるからか、かなりの人出。博物館が併設されているがパス。





続いて、「最期の晩餐」を目指し、Santa Maria Delle Grazie教会へ。






見えてきた、サンタ・マリア・デッレ・グラッチツィエ教会。


最後の晩餐パススルー(>_<)

15:40 「最後の晩餐」がある、サンタ・マリア・デッレ・グラッチツィエ教会にやってきた。やっと探し当てたが、チケットは全てSold out。
キャンセル待ちもできない。残念。大塚美術館で我慢しよう。
 聖堂を見学。

サンタ・マリア・デッレ・グラッチツィエ教会








 スフォルツェスコ城を経由してBrera美術館へ。途中、何度もトラムに出くわす。ルートもたくさんあるので、乗りこなせたらなんと便利か。で、Brera美術館に到着するも、ここも長蛇の列。一瞬でパスと決定。










地下鉄で中央駅へ戻り、スーパーで夕食を調達。ホテルで夕食。

ミラノ・ダービー!

 夕食後、イタリアのサッカーリーグ第一部セリエAの観戦に出かける。今日は、地元の2チーム、ACミランとインテルが対戦するミラノ・ダービーだ。ACミランにはベッカムがいる。
 20:30キックオフだが、19:30サン・シーロスタジアム到着を目指し、18:30にホテルを出発。地下鉄は、ほぼ全ての乗客がミラノダービーへ向かっている様な雰囲気。Lotto駅でバスに乗り換えると、人、人、人。バスを諦め歩いてゆく人もいるが、結構な距離だ。
 19:40にサンシーロに到着。無事MAXHARVEST国木さんと落ち合う。年間パスを受け取り、反対側の入り口へ回り、パスポートチェック、ボディーチェックを受けて入場。ペットボトルはキャップを取られる。警備厳重。



フェンスにまたがるサポーター

発煙筒

 座席にたどり着いたのは20:00頃。開場の大きさと熱気に圧倒される。席は、インテルサイドのゴール裏4列目ほぼ中央。シュートが飛んできそうなところ。上を見ると、3階席の熱狂ファンがフェンスを乗り越えており、落ちてきそう^^; 熱狂サポーターは、練習中に座席前のフェンスに群がる様で、試合開始前に係員が何度も排除。




 前半は、ロナウジーニョやベッカムがこちらに向かって攻めてくるも、逆にアドリアーノの2得点でインテルがリード。後半はACが1点返す。残念ながら目の前でのゴールシーンは無し。試合はインテルが2対1で勝ち、首位を守る。インテルの応援はスタンド揺らし、ACは赤い発炎筒。




試合終了

22:36 試合終了。2月の夜だというのに、寒さを感じさせない満足の2時間。場外に出ると、数十台のトラムが待機。観客はこれに乗って帰る。全てDuomoまで行くと国木さんは行っていたが、途中で降ろされ、Metroで帰Hotel。

今日も心地よい疲れ。


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