2/14 水の都で仮面カーニバル

 今日は終日水の都ベネチア。水上タクシーVapoletで巡る。

朝食

 朝食は8:00から。本館の暖かい食堂で。パン、ハム、チーズ、ケーキ、コーヒー、ジュース、ゆでたまごに果物。これまででBest。それなりに人はいるが、込んではいない。日本人もいくらかはいる。キウイを食べビタミンC確保。食後は暖かいトイレで朝の行^^;

ベネチア本島へ

 ホテルの受付。昨日と違い男性。親切。聞かなくても、聞きたいことを説明してくれる。地図ももらう。水上バスVapoletとバス共通の12時間券を購入。€16。これで、Meatre-ローマ広場間のバスと水上バスVapoletに夜まで乗り放題。

ほどなくバス停に到着。自動車の通行方向を左右勘違いし、反対側の乗り場に並ぶ。が、バスが来て勘違いに気付き、あわてて道路を横断。危うくセーフ。

9:00 バスでベネチア本島へ渡る。 バスは、結構込んでおり、ローマ広場まで立ちっぱなし。途中、橋の上で新幹線を追い越したり、海越えにAlpusが見えたり。






約20分でベネチア本島に到着。水上バスVaporettoの切符売り場で路線図を手に入れようとするも、長蛇の列。諦めてローマ広場のVaporetto1番乗り場で乗船。


大運河CANAL GRANDE



ヴァポレット1番線でぐるっと

 Vaporetto1番線には、まだ通勤客も乗っていたが、早めに乗り込んだので、後部の船外席をGet。1番線のルートは以下の通り。

 Pia.Roma→SantaLucia駅→(中略)→Rialto橋→Accademia橋→Santa Maria Della Salute教会→San Marco寺院、Ducale宮殿→San Giorgio Maggiore教会などを眺めながら、Lido島到着。所要約一時間。

まずは、大運河Canal Grandeを進む。ボートが行き来し、両側に、教会やホテル、住宅が立ち並ぶ。

サン・ジェレミア教会





サンタ・マリア・ディ・ナザレ教会


リアルト橋を通過。ゴンドラも姿を現す。

リアルト橋





アカデミア橋を通過。

Church of San Vidal

アカデミア橋

Palazzo Da Mula Morosini


サン・マルコ広場に近づいてきた。

サンマルコ広場の鐘楼

ドゥカーレ宮殿

ため息橋

サン・マルコ広場を後に、リド島へ。


レデントーレ教会

サン・ジョルジュ・マッジョーレ聖堂




リド島に近づいてきた。

サン・セルボーロ島

Armenian Monastery Mechitarist
 

Lido島では下船せず、そのまま本島へ帰り、San Marco広場へ向かう。


サン・マルコ広場

10:40 ヴァポレットで、サン・マルコ広場に到着。下船してびっくりの人、人、人...。仮面カーニバル開催中で土曜日でもあるが、これまでとは大違い。行列を成して「ため息橋」の下流の橋を渡るが、橋の両岸が工事中で、広告入りのカバーが(><)  

工事中のため息橋

 橋を渡りDucale宮殿を目指すも、入場待ちで長蛇の列。一瞬で「パス」に合意。この当たりから、仮装した人たちが出現し始める。皆、観光客の写真撮影に応じる。人波を掻き分け、広場の大鐘楼を目指すも、ここにも長蛇の列で「パス」即決。さらにSan Marco寺院もやはり長蛇の列でパス。これが、イタリア初日だったら並んでいたかも・・・。RomeとFirenzieで美術館、博物館、寺院等は相当相当廻り、食傷気味。

 San Marco広場のお店をしばらくウインドショッピング。トカゲのネックレスやカエルの指輪等、貴金属で作られているが、売れるの?さらに広場を外れて、ゴンドラ乗り場、運河、裏路地などを散策。

ドゥカーレ宮殿





サン・マルコ寺院

鐘楼


サン・マルコ寺院








ランチ

11時頃に「早めの昼食を」と言うことで、イカ墨のおいしいCafe Uno?を目指すが、既に自分たちがどこにいるかわからなくなっており、一旦San Marco広場へ戻ってリセット。目的のCafeに到達。5番手くらいで入店。イカ墨スパゲッティとグラスワイン、今日はRed。




しばらくして日本人若者グループが来店。地球の歩き方等でメニューを検証していたが結局「Ikasumi」で通じていた。30分もすると、続々と客が入ってきて、店内8割方埋まってきた。地元の?若者は食べる量が違う。昼からPrimo,Secondと注文。ワインもリッターでオーダー。

大混雑

ふたたび、サン・マルコ広場



ドゥカーレ宮殿



ドゥカーレ宮殿


ベネチア本島を彷徨う

 次は、Rialto橋を目指すが、歩きでは無くVaporettoで行くことに。1番に乗ったつもりが、実は41番? 本島の西側を回ってRoma広場に到着。「そうか、帰りは大運河ではなく、外をまわるのか。」と思い、そのまま乗船。しかし、Roma広場を出てしばらくすると、どうも大運河ではなく、本島の北側を航行していることに気付く。このまま乗っているとムラーノ島へ行ってしまうかも。あわてて、ムラーノ島直前のFundamenteターミナルで下船。

Fundamenteターミナル

 そこから南へ行けばRialto橋へ行けそうなので、歩いて行くことに。かなりの客が降りたと思ったが、地図を見ているうちにみんなどこかへ。仕方なく感覚的に「こっち」という方向に歩いてRialto橋を目指す。途中とんでもない細く、寂しい路地も通過。そんなところも絵になった。ここが他の危険な都市でなくてよかった。

 しばらく進むと、ちらほらと観光客や、水路を行くゴンドラを見かけるようになり一安心。結婚式の一行を乗せたゴンドラにも遭遇。






カンポ・サンタマリア・ノーヴァ広場



カンピエッロ・サンタマリア・ノーヴァ



14:00 「Rialtoこちら」の看板が現れリアルト橋に辿りつく。しかし、その頃にはまた、人、人、人・・・Rialto橋はラッシュアワーさながらで、身動きもままならない状態。

リアルト橋へ

リアルト橋から

 人ごみを離れて、暇そうなGondoliereに声をかけると、30分で€100。「そんな、もったいない。」という意見があり、交渉。結果€70まで下げてもらうもNG。ゴンドラは諦める。

ゴンドラ乗場へ

対岸にラグジュアリーホテルが。


14:40頃、人が少なそうなところは無いか?と対岸のSanta_Croce地区へ。地図では公園などがあるようだが、やはり建物が密集。教会などを眺めながら、Roma広場に到着。



ムラーノ島へ


 Santa Lucia駅前のInformationでようやくVaporettoのルートマップをGet。で、次は、ガラス工芸のムラーノ島を目指すことに。さっき間違えて乗った41番がMuranoへ行くらしい。

水上バスFundamenteターミナル

15:50頃、ムラーノ島の手前にあるサン・ミケーレ島のすぐ前を航行。

ミケーレ島



サン・ミケーレ・イニーゾラ教会

15:55 ムラーノ島に到着。ガラス工房直近の駅で降りようとすると、老人から「ここは降りられない」と言われ次の駅で降りる。住民しか降りられない駅か?よくわからず。
 既に16時過ぎ、ガラス工房の見学は終了。あたりのギャラリーでは美しいガラス工芸品が展示、販売されている。高くてとても買う気にはならないが・・・。シャンデリアは素晴らしい。その後は、Murano島内を散策。Murano島の町並みもすばらしく、夕日に映えている。結局島を縦断、さらにVaporettoで逆周りに島を一周してからRoma広場に戻る。

Murano Faroフェリーターミナル

Vetreria Artistica Gritti





サン・ピエトロ・マルティーレ教会

サンタ・マリア・デリ・アンジェリ教会






夜の大運河

18:00 薄暗。1番のVaporettoに乗り変え、ナイトクルーズに出発。運河沿いはライトアップやネオンとかあまり無い。薄暗い中、モータボートやゴンドラも走行しており、よくぶつからないものだ。途中、船体を電飾したゴンドラも登場。



電飾ゴンドラ

カーニバルの夜

18:30 サン・マルコ広場に舞い戻る。夜も、やはり人の波であった。既に鐘楼や大聖堂の入場は打ち切られている。しかし、仮装の人はまだ大勢いて撮影に応じている。そこへ、突然3頭の恐竜が出現。体高3mはあるか。人波の中を走り回る。










 その後は、San Marco広場からRialto橋を経てRoma広場まで、人波を掻き分けての夜のVenezia散策を堪能。よくもこんな狭いところに、これだけの人があつまるもんだ。食事は、昨夜と同じ店にすることにして、Roma広場からバスでMestreへ。帰りのバスも込んでいた。

夕食

 再び昨夜のRISTORANTE BEPI VENESIANへ。20:30頃に着いたが、やはり込んでいた。例のKONISHIKI体系のおじさんは「予約なしか。それはproblemだ。」と英語でつぶやきながら、同時に到着のフランス人カップルと同じく、昨夜は使っていなかった部屋に通された。もう一人、日本語片言の普通体系のおじさんにオーダー。今日は、前菜なしで、Primoに魚介のスープ、Secondoはひらめを注文。ワインはRedをハーフリッター。




 フランス人カップルは、旦那の方はガイドブックに首っ引き。何を調べているのか?料理のこと?食べる量はやはり我々の2倍か?ワインは、ハーフを空けて追加していた。

 後から来た別のカップルはすさまじかった。前菜にPlatterとクモ蟹を両方一人でそれぞれ食べ、Primoのムール貝を山ほど食べている時にもう一つのPrimoが出来上がり、運んできたおばちゃんが間違えたと勘違いし「Fisnbkerig・・・」と料理の名前を叫んで注文した人を探していたが、実はそのカップルが頼んでいたものであった。Primoも2品ずつそれぞれが食べたあげく、さらにSecondoも別々に2品食べたのかな?女性のほうが明らかに早く平らげていた。

今日は、Dorucheはソーベット1/4リッターのみ。€48。

明日は、新幹線でミラノへ行き、ミラノ・ダービー観戦だ。


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