2/10 永遠の都ローマ

 イタリア初日、今日は終日ローマ観光の予定。コロッセオ、フォロロマーノ、真実の口、パンテオン、トレビの泉、スペイン広場、バチカン美術館、サンピエトロ寺院(クーポラ登頂、大聖堂)、サンピエトロ広場、ボルゲージェ美術館を巡る計画。 


ほとんど眠れないまま朝を迎える。が、元気いっぱい。

7時過ぎには食堂へ。先客が5,6人。半分は日本人? パン、ハム、スライスチーズ、ジュース、コーヒー、ミルク、水、シリアル、ケーキ?など。果物、サラダが欲しい。バスルームは、専用の暖房装置がついておりとても暑い。途中で裸に。

YES Hotelを出発

8:15 ホテルを出る。近くのATM(こちらではBANCOMATと言う)の所在を教えてもらうが発見できず。結局ローマTrmini駅へ向かう。石畳の道。建物が全て歴史を感じさせる石造り。ローマは1日にして成らず。3分で到着。

テルミニ駅

 ATM発見。早速、新生銀行国際キャッシュカードを試すが途中でリジェクト。Plusの表示が見当たらないので対応していない? 別のATMを探してトライするもNG。ここもPlusの表示なし。3つ目のATM発見。ここもPlusの表示なし。ダメモトで最期のトライ。「なんとなく反応が違う」と思っていたら、出てきました現金€800。よかった、よかった。(結局ATMを使ったのはこれ1回きり。ならば成田で換金してゆけばよかった、という結末に....)

キャッシュを手にして一安心。駅構内で写真撮影などしながら、インフォメーションにたどり着き、ローマパスを購入。値上がり?  23ユーロ。市内のバス・地下鉄が3日間乗り放題で、市内の見どころ2か所が入場無料になる。

ROMA PASS

コロッセオ

早速Metroでコロッセオへ向かう。車体には全面の落書き。車両は古い。
テルミニ駅からコロッセオへは地下鉄B線で2駅。


ローマの地下鉄

9:10 コロッセオ駅に到着。Metroのコロッセオ駅前は通勤客でごった返しているが、その先には世界遺産コロッセオが悠然と聳え立つ。近くに他の遺跡も散見され「街中遺跡だらけ」という感じ。コロッセオの入り口を探していると、古代ローマ戦士が2人観光客を物色していたので、目をあわさないようにして通り過ぎる。コロッセオはローマパスで入場成功。どこにも行列なし!の素通り状態。中も空いていてゆったりと見物、いや見学。出口付近の屋台でペットボトルの水を購入。€2。









フォロ・ロマーノとパラチーノの丘

9:50 コンスタンティヌス帝凱旋門を通り、フォロ・ロマーノへ向かう。ガイドブックにも、看板にも「ここはフォロ c.入り口ではない」と説明されているにもかかわらず、遺跡が見えているものだから、最短ルートで進む。しかし、入り口は閉ざされている。そのまま、パラチーノの丘方面へ進む。

コンスタンティヌス帝凱旋門

10分ぐらい進む。結局行き止まりに。フォロロマーノには入れずとも、「真実の口」方面には抜けられると信じていたが引き返す破目に(^^;    なんとなく同行した日本人若者4人も同じ運命にm(._.)m   と、後から数人の日本人も同じ方向へ。「行き止まりですよ」とは誰も教えない。まあ、外からフォロロマーノが見られるのでいいかな(^^ゞ


パルチーノの丘に教会

また、先の凱旋門近くにもどり、どうするか悩む。右=真実の口、左=フォロロマーノ。左を選択。3分も歩くと、左に入り口らしきものが...そこに進む人も多く従う。しかし...やはりフォロロマーノへの入り口は閉ざされている。

フォロ・ロマーノの入り口は何処?

エーイ、こうなったら意地や。結局、フォロロマーノの周りをグルーッと左周り。半周廻ってやっと入り口に到達。入り口には何故か、古代ローマ戦士が一人。そうか、こいつが目印?   入り口のチケット売り場には、学生の一団が長蛇の列。ここでローマパスが効力を発揮。横の空いている窓口で入場手続き即完了。やっとのことで、フォロ・ロマーノに入る。ローマ時代の市民の生活の中心であったとのことで、遺跡がいっぱい。

アントニヌス・ピウスとファウスティナ神殿





セプティミウス・セウェルスの凱旋門

フォロ・ロマーノ

フォロロマーノの中でも、「真実の口」方面(西)を目指すが、出口が閉じられている。北側の出口を確認するも閉鎖中。やむなく、先ほどの入り口(東)へ戻り、フォロ・ロマーノを退場。またも、フォロ・ロマーノ左にをグルーーッと回るように北へ向かう。と、先ほどの北側出口が開いているではないか。時間を知っていたなら待っていたのに(><) 結局、フォロロマーノを左に見ながら、まるまる1周。

セナトリオ宮

マルケッルス劇場

真実の口

10:50 結局、フォロロマーノを左に見ながら、まるまる1周する形で歩いてようやく真実の口(サンタ・マリア・イン・コスメディン教会)に到着。行列なし。カップルが一組だけ。程なく、我々も記念撮影を済ませ振り返ると、タッチの差で後ろに20人程の行列ができていた!恐るべし、日本人団体客。




パンテオン

 次は、パンテオンだ!  が、もう歩きたくない。とバスを物色。停留所でルートを調べていると、「ベネチア広場行き」と表示されたバスが到着。これだ、と、飛び乗る。楽チン。
 ベネチア広場からパンテオンに向かう途中、人間GPSがうまく作動していないことを実感。バスを降りて人の流れを無視して、直感に任せて進むも、1本手前の道にいると指摘される。修正後も、休憩中のタクシードライバーに現在地を確かめると、目的のパンテオンのすぐ横だったり(-_-;)

ローマ市街を歩く



11:10 パンテオンに到着。拝観無料。











拝観後、トレビの泉へ向け歩く。


Glleris Sciarra



トレビの泉

11:30 世界遺産レビの泉に到着。







スペイン広場へ向け歩く。650m。




スペイン広場

11:45 映画でおなじみスペイン広場に到着。途中、おいしそうなBARなどで昼食を取るべきであったが...スペイン広場到着時には、ついに雨が降り出した(><) 例の階段にはほとんど人がおらず。さみしい。


スペイン広場

バルカッチャの噴水




ランチ

 ランチはツアーの特典のピザ屋へ行くことに。店は、LA BAIAで、スペイン広場から1.3kmを歩く。なかなか見付かないも、歩き通して到着。ところが、日本人ツアー団体客の溜まり場の様なところで、50人以上の日本人が2Fに詰め込まれている。危うく同席させられそうになったが、席に空きが無く1Fの静かな席をGet。よかった。横では件のツアーの女性添乗員が2Fの喧騒をよそに、生ハム、サラダ、ピザ、それにワインを黙々と平らげている。「とんでも無いやつ」
 クーポン提示で、でっかい、薄いピザ一枚ずつと、コーヒー。2Fはサラダもあったのに。追加で頼んだワインとソフトドリンクで€10。




トラムに乗ってバチカンへ

ランチを済ませ、トラムに乗ってバチカンへ向かう。





13:40 バチカンにやってきた。「美術館入り口はこちら」の看板を見落とし、国境を突破しようとして衛兵に制止される。


Porta Angelica

13:46 やむなく、先にサンピエトロ広場に来たが長蛇の列。やっぱり先に美術館へ、と言うことで引き返す。

サンピエトロ広場


サン・ピエトロ寺院

バチカン美術館・システィーナ礼拝堂

ここは、ローマパスでは入館できない。€7.5。。チケット購入にやや時間がかかる。しかし、素晴らしい。ラファエロの間には2回も行く。すなわち、コの字の回廊を2周して初めて、すでにそこは1回見たことを確認。絵画館へは入場せず。

14:08入場




システィーナ礼拝堂







ブラマンテ階段


サン・ピエトロ寺院

15:50 サン・ピエトロ寺院へ戻る。やはり長蛇の列。しかし、これはセキュリティチェックであり、すぐに通過。先にクーポラの頂上へ上る。エレベータ使用。€6.5。エレベータを降りてからの螺旋階段がきつい。








キューポラに登頂










続いて大聖堂内部へ。クーポラもよかったが、こちらも素晴らしい。













ボルゲージェ美術館

サンピエトロ広場を後にすると、もう16:48。サンタンジェロ城へ向かうはずであったが、つい、ローマパスで入れるボルゲーゼ美術館へ予約電話を入れる。「あと15分で来れるか?」「はい」急いでタクシーを捕まえる。例によりハッチバック。昨日より大型。これがまた早い。レーンチェンジを繰り返し、17時ジャストに到着。ところがここで大失敗。ローマパスを出すのを忘れ、8ユーロ×2人+予約料1ユーロ=17ユーロを払ってしまう(><”)  写真なしm(__)m



 美術館を出て、暗くなったボルゲーゼ公園を歩いてバス停へ。昼間に乗った番号のバスに乗れば、同じMetroの駅に着くはずであったが、つい先に来た別の番号のバスに「別のMetroの駅に行くようだ」と乗車してしまう。ところが、行けどもMetroの赤い看板が表れず。やむなく途中で下車。停留所の看板を調べたが要領を得ず、隣にいた女の子に「あれに乗ればBloghnaでMetroに乗れる」と聞いて飛び乗る。今度はしばらくして礼の赤いM看板が現れ、無事Termini駅へ帰還。スーパーで水とビール、りんごを買いホテルへ。


夕食

 夕食は、地球の歩き方で調べた「日本語メニューのあるリストランテ」Da Vincenzoへ。650m。電話予約して行く。大蔵省横にあり、職員の肥えた舌にも満足させているとの事。魚介の前菜、えびのパスタ、あんこうの煮込み並びに、白ワインフルボトル1本空ける。とてもおいしい。ドルチェは頼む余裕なし。

 隣のテーブルには、日本人駐在員?とその奥さんらしき日本人カップル。「イタリア語のメニューをもってこい」と生意気。2人同じもの注文するくせに...






よく歩いた1日であった。途中腰が痛くなったが、タクシー利用で回復。明日は、新幹線でフィレンツェへ。お休みなさい。


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